和歌山県海南市にて、乾物をはじめとする食品卸売業を営む会社の3代目。
戦後から高度経済成長期を経て時代は大きく近代化し、食習慣も大きく変化している。
かつて重宝されていた「かんぶつ」は、消費量は確かに減ったが、子どもたちの成長期に必要な栄養分を補う大切な自然食材として、また生活習慣病予防のため、成人にとっても欠かせない食物繊維や多くの栄養分・ミネラル分が含まれるものとして、「健康」をキーワードに、今改めてその価値が見直されている。
そのような背景のなか、「かんぶつ」の魅力発信を目的とするかんぶつマエストロ資格(初級)を、2011年に和歌山県第1号として取得。
また同時に、「かんぶつ」をより口にしてもらいやすい形で提供したいと、全国的にも珍しい、かんぶつを使ったスイーツ専門のお店(「3時のかんぶつ屋さん」)を立ち上げ、健康に関心の高い主婦層をはじめ、20~40代の子育て中のママさん方から大変ご好評をいただいています。
また、かんぶつマエストロ資格取得に伴い、食育に関する講演やかんぶつ出張授業の依頼が増え、幼稚園や小学校など学校関係や、官公庁、企業様の研修など、幅広い世代へかんぶつの魅力発信に努めている。
『ある小学校3年生の子どもたちにかんぶつの魅力を伝えたところ、大いに共感してくれて、かんぶつ啓発のポスターや絵本を作ってくれたり、学校の給食時に放送でかんぶつのことを話してくれたり、全校生徒や先生からかんぶつのアンケートを取ってくれたり、さらにはかんぶつ体操まで自分たちで作り、踊って見せてくれました。
私はこのような子どもたちをどんどん増やしていきたいと思っています。』
手間がかかる、調理が面倒などといった、従来から一般的に持たれているかんぶつの「マイナスイメージを覆す」こと、次世代を担う子どもたち、そして子育て中のママさんたちにこそ、本来の正しいかんぶつの魅力を楽しく伝え、日本の伝統食として今後も継承され、さらに発展していくように願う。
和歌山県海南市にて、かんぶつなどを取り扱う食品卸売業の三代目。かんぶつという日本の伝統ある食文化を、次世代を担う子どもたちや子育て中のママさんたちへ伝えたいと、出張授業や食育講演会などを行っている。
<かんぶつマエストロとして今後の活動>
(仕事面)
乾物を扱う食品卸売業として、お客様への説明時に説得力が増すので、資格で得た知識を存分に活かしたい。
また全国のかんぶつマエストロネットワークを駆使し、各産地の情報やオリジナルの調理方法などを情報交換・共有し、自分の住む地域で新たな魅力を伝えていきたい。
(活動面)
主に小学校の食育授業の一環として、かんぶつ出張授業をこれからも行っていきたい。
保護者向けに「今こそ伝えたい!日本の伝統健康食"かんぶつの魅力"」というテーマで
かんぶつのイメージアップを図る時間を創出したい。
斬新なかんぶつの利用方法を色々と考え、世に生み出していきたい。
<協会等からの依頼への対応>
・ご依頼があれば、基本的には協力させていただきます。
・特に専門的な得意分野は無いですが、子どもたちや若いママさんたちを対象に
かんぶつの魅力を楽しく伝える時間を作ります。
・旅費、謝金(ご依頼者の状況にお任せします)、日程さえ合えば、どこでも行きます。
日本かんぶつ協会として組織立てて、世間に広く発信してご依頼をいただくような体制を
構築することが大切かと思います。
とにかく主体的に仕掛けることが必要なのかなと思います。
潜在的な要望は、全国にたくさん存在するものと勝手な確信を抱いております。
■得意分野 〇かんぶつ全般
■活動条件 応相談
■参考URL
㈱野田商店
http://www.maru3-noda.jp/
3時のかんぶつ屋さん
http://3pm-kanbutsuya.jp/index.html
|